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forget-me-not

読書日記として利用予定。 載せる本は9割以上が購入した物です。
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ヒミコの夏

鯨統一郎。PHP文庫。

新開発された米、ヒミコ。
急激な勢いでシェアを拡大するヒミコだったが、それに反対する人々がいた。
その人達を取材中、奇妙な少女と出会った雑誌記者。
彼は、ヒミコの謎を追うことになる。


なかなか、斬新な展開でした。
買ったときには、てっきり歴史ミステリーだと思ってたんですが。
そういうのとはまるで関係なし。

正直、いまいちでした。
私の好みとしては、ですけど。
中途半端だったような気が。
そして展開が無理矢理だったような気が。
残念です。


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なみだ研究所へようこそ

鯨統一郎。祥伝社文庫。


資格を持たない高卒の伝説のサイコセラピスト。
彼女の元へは、いつも変わったクライアントがやってくる。
毎週月曜日の午前中、彼女の診察に同席する同僚?部下?の臨床心理士と一緒に診察をしていく。


ミステリーかと思ってたんですが、そうでもありませんでした。
患者さんの悩みの原因をあてるんだけど、推理って言うよりはこじつけ。
ラストがいまいちですね……
もう少し、必然性が欲しかった。
でも、雰囲気は好きです。

妖怪大談義

京極夏彦。角川文庫。

対談集です。
登場するのは水木しげる、宮部みゆき、小松和彦、夢枕獏、他。

京極さんがインタビュアーになってお話しを伺う、というスタイル。
語ってるのはお相手の方が多いですね。

こういうのを読むと、出てくる物について調べたくなったりするんですが、なかなかそうもいかない。
庚申講とか陰陽師とかの話しが多かったような気がします。
妖怪についてももちろん話してはいるんだけど。
対談ってどうしても中途半端になりがちです。
これもご多分に漏れず。
ちょっとその辺が残念ですね……
読んでてものすごく眠たくなっちゃったし。。。。
でも、なかなか興味深いですよ、ほんと。

終わりのクロニクル

川上稔。電撃文庫。

AHEADシリーズ第一弾。とはいうものの、いまのところ続編は出ていませんが。
かつて、第二次世界大戦の裏側で、概念戦争と呼ばれる戦争があった。
その後始末を付けるため、全竜交渉を行うことになった高校生。
彼らと各世界代表との交渉が始まる。


結構長い話です。
全7巻なんですが、全13冊くらい。
途中はなかなかおもしろかったけど、最後は駄目でしたね。
キャラクターがたってないのがちょっと残念。
あんまり動いてくれなかったし。
でもまあ、それなりに読めました。
欲を言えば、もうすこし丁寧さがほしかった、かも……
伏線が上手く生きてない気がして。

都市シリーズ

川上稔。電撃文庫。

架空都市を舞台にしたファンタジー?もの。
言葉が力を持ち、様々な亜人が住む世界。
それぞれが別々の時代、別々の都市を舞台とする連作もの。

なぜか日本が東西分裂してたり、独逸人が初の宇宙飛行を成功させたり、ロボットで戦争してたり。
同じ世界ではあるんだけど、文化がそれぞれ違うので、慣れるまでは話について行くのが難しい。
3冊目くらいでようやく少しずつ慣れました。

一番面白かったのは「パンツァーポリス1935」でした。
独逸、伯林で、宇宙を目指す3人の話。
ストーリー的に一番よかったのは「風水街都 香港」。
天使の風水士の兄妹の話。
一番ストーリーがつかめなかったのが「矛盾都市TOKYO」。
こちらは3年間の物語を100ちょっとに分解して、バラバラに配置したもの。
おまけに順番に並べると矛盾するという信頼の置けない語り部。

弟から全巻借りましたが、「矛盾都市TOKYO」と「創雅都市S.F」は通販限定なんだそうな。
頑張りたい人はどうぞw
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