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forget-me-not

読書日記として利用予定。 載せる本は9割以上が購入した物です。
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蟲と眼球とテディベア

日日日(あきら)。MF文庫J。

ラノベ界でわりと有名人だったので、どんなの書くのかなあ、と気になって読んでみました。
弟の家で読んだだけなので、最初の3冊だけ。

何気ない女子高生、鈴音。財閥の御曹司にして天才高校教師、愚龍。
二人の平穏な毎日は、蟲、そして、グリコによって壊れていく。
不死の身体となった3人の戦いが始まる。



弟が「おもしろくないね」と言ったわけですが。
なんとなく同感。
うん……ぺらいよね。
読めないほどひどいわけじゃないけれど。
なんとなく、西尾維新の二番煎じって感じがする。
どっちが先なんだか私は知らないんだけども(苦笑)
ジャンルが一緒だと先に読んだ方に肩入れしてしまうのです。。。
その辺は残念だねぇ……
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流刑地にて

フランツ・カフカ。白水uブックス。
新書版の「カフカ・コレクション」です。
今回は短編集。

現代文学の代表作家、カフカ。
「変身」のインパクトが強くて、すっかりファンになったんですが。
その次に読んだ「城」に挫折orz
ちっとも話が進まないことに我慢できなくなったんだよね……
そんなわけで、カフカは短編が一番だと思っている今日この頃です。


「流刑地にて」は、奇妙な機械を使った死刑の執行に躍起になる軍人と、偶然そこを訪れた旅行者が中心。
「判決」は境遇の異なってしまった離ればなれの元親友達の悲喜劇。
「観察」は掌編集。
「火夫」はヨーロッパからアメリカへ向かう船の中での船員と乗客の物語。


カフカは有名人ですから、紹介は要らないですね。
不条理を描いたと言われますが、その辺はよくわからない(爆)
まあ、展開が衝撃的すぎて、理屈屋さんには向かないかも知れないですね。
恐ろしく話が進まないのに、気が付いたら想像できなかった結末にいる、みたいなw
そういうとこが好きなんだけど、長編になるときつい……
とりあえず、新潮文庫で買った「変身」と「城」以外は全部買ったし、ゆっくり読みますw

蒲公英草紙

恩田陸。集英社文庫。

「光の帝国」に続く、「常野物語」第2作です。
前回と違い、今回は長編でした。


20世紀初頭。東北の農村の旧家。その隣に住む少女は、屋敷のお嬢様の遊び相手として屋敷にたびたび出向くようになる。
その屋敷に、常野の一族が現れた。
不思議な力を持った彼らとの交流の中で、子供達は少しずつ大人になっていく。


恩田陸のなかで一番好きなのがこの「常野物語」です。
最初に是を読まなかったら恩田陸を集めることはなかったかも知れないです。
ただ、でもやっぱり「光の帝国」が一番いいですね。
続編だけど何か違う。
ま、その時の心境の違いかも知れませんけどね。

イリーガルテクニカ

後藤リウ。角川スニーカー文庫。


かつて栄えた文明は「熾光」という空から降ってくる熱線によって焼き尽くされた。
500人以上が1カ所に集まると降ってくるため、人々は分散して暮らす。
そんな世界で、帝国から追われる2人の少年。
彼らの物語が始まる。


ストーリーの解説をするのが面倒になったw
弟は「おもしろくない」とか言ってたけど、「ラグナロク」よりは人物がよく書けてると思うよ?
4冊くらい出ているらしいんですが、弟は2冊で買うのを止めた様子。
この先はどうなってるのやら……

傷物語

西尾維新。講談社BOX。


アニメ化されるという「化物語」の前日譚。
主人公、阿良々木が吸血鬼もどきになったときのエピソード。

作者の趣味の世界、らしいですよ。
私的萌え要素は薄かったんですが。
私的グロ描写には足りなかったんですが。
まあ、軽く有害図書指定されそうな感じですけどね。

どちらかといえば、短編集だった「化物語」のほうが楽しかった気がしますが。
ま、これはこれでありなのかな……
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