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forget-me-not

読書日記として利用予定。 載せる本は9割以上が購入した物です。
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ラグナロク

安井健太郎。角川スニーカー文庫。
弟から借りました。
1〜11、EXの一部を読了。

傭兵や賞金稼ぎという職業が当たり前に存在する世界。人々は闇の種族の襲撃におびえつつ、平穏な生活(?)を送っている。
傭兵ギルドを脱退したお人好しで女難の相のある主人公は、相棒の喋る剣とともに、様々なトラブルに首を突っ込んでいく。

もう少し話が進んだら面白くなりそうなんだけどなー、というところ。
人物描写の下手さは目をつぶりましょう。
設定がいろいろありそうなんだけどなー
続きを楽しみにしておきましょう。
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楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史

牧野修。ハヤカワ文庫JA。

短編集です。
4章の章立てになっていて、それぞれ「診断」「症状」「諸例」「療法」。
合計15編。
ジャンルはSF、テーマはバラバラ、そんな感じ。


斬新な物はないです。
が、この人しか書かなさそうな話はありました。
でも、なんとなく、田中啓文と同じ系統のような気が……w

一番印象的なのは「踊るバビロン」でした。
かの有名な「家畜人ヤプー」を彷彿とさせる設定ではありましたけど。
生体建材の暴走により、生体建材に支配された屋敷島。そこでは家具人間たちの戦争が行われていた。
家具人間は、痛みを感じないので、痛みを感じることが出来る人間を闘士として育てることになっている。
ある日突然、その闘士に選ばれた哀れな人間の手記。


頭の中の物語、と言う感じ。リアリティーはないです。
エロ系の描写もあるのに、ちっともエロくない。
なんなんだろうなあ、、、、
ちょっと残念。

白い雄鹿

C・W・ニコル。講談社。

元寇により元に支配された日本。
牧畜を主な産業とする軍事国家のなかで、弓の名手となった羊飼いの少年、ターカ。
彼は、その弓の腕から、最高の栄誉を受けることになる。


説明しづらいストーリーです。
ファンタジーですよ、ジャンルは。
なんというか、私には馴染みがない世界だなあ、と。
だからかもしれませんが、非常に読みにくかった。。。
面白くないわけではないんですけれども。
私の中の評価は低いかなあ、と。

銀河鉄道の夜

宮沢賢治。岩波文庫。

新潮文庫版を持ってたはずですが、なぜか見あたらない……
短編集ですが、今回は表題作のみ。


印刷所で働く少年ジョバンニ。彼は、父のことでみんなからからかわれたり、仕事が忙しく遊べない日々を送っていた。
そんなある日、ケンタウル祭の夜。ジョバンニは、親友のカムパネルラと、不思議な鉄道の旅をする。


かなり欠落が多く、途中で話が飛んでしまっているところも多々あります。
彼の死後本になったからでしょうか。
それでも、一応大筋は読めます。

舞台になっているのは、タイタニックが沈んだ日。
それは、タイタニックの乗客が登場することからの推測ですが。
かなり宗教色の強い話だなあ、という印象。
まあ、賢治が傾倒していたから、というのがありますが。

決定稿に至るまで、何回か書き直しがあります。岩波版はどうやら混在しているようで。
なので、話が少し変わっているようです。


宮沢賢治の文章はものすごく読みにくいと思う私。
結構挫折した物も多いです。。。。。
なので、本で読むより映像化された物を見る方が個人的には印象がいいです。

読書メモ

とりあえず、書かなかった間に読んだ本をいくつか。

・森博嗣「臨機応答・変問自在」1&2
森さんが授業その他からの質問に一言で答える。というQ&A集。
1は大学で集まった物、2は公募で集まった物です。
森さんの一端が見えてなかなか興味深かった。
新書で出てます。

・森博嗣「どきどきフェノメノン」角川文庫
森さん初のラブコメ、らしい。
うーん、どちらかというと、SFの方が上手いかもw


・森博嗣「毎日は笑わない工学博士たち」幻冬舎文庫
森さんのWEB日記の書籍化第二弾。
1996〜1997年の記事。
私みたいな一般人すら「インターネット」という言葉を聞くようになった頃ですね。
といいつつ、知ったのはその2〜3年前だったような気もする。


・小川洋子「科学の扉をノックする」集英社
小川洋子と科学者との対談集です。
小川さんの物の見方もおもしろいし、科学者の対象への愛情が深くていいです。
語られている内容はかなり一般的に知られていることがおおかったですけどね。


・川上弘美「東京日記 卵一個分のお祝い」平凡社
書かれてることの5分の4は本当です。とのことです。
が、私の回りにはなかなか起こらないことばかり。
きっと、とらえ方の違いなんだろうな、と思います。


・川上弘美「東京日記 ほかに踊りを知らない」平凡社
上記の続編。川上さんは小説も日記も川上さんだなあ、と思う(ぇ
なんだかぬめぬめしてる感じ?
小川さんと似たような系統なんだけど、やっぱり川上さんにしか書けない世界。


・田中ロミオ「人類は衰退しました」1〜3 ガガガ文庫
はい、ラノベです。
人間さんが激減し、文明が半ば失われた未来世界。地球を支配するのは、妖精さんなのですw
というなんともかわいらしいお話。
ケルトと比べて、かわいくなったよね、妖精さんって。
当時は人を殺して遊んでたのにw
かわいらしいけど、それだけじゃないですよ?w
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